わかってる！でも・・・

久しぶりの投稿です。

「わかってる」

「その通り」

っていう人がいます。

いままで出会った人で「わかってる」って言う人で、「わかってる」人に出会ったことがありません。

「その通り」って、その通りなわけありません。

あなたと私は別人であり、全部同じ考えなわけないですよね。

その先のあなたの意見が聞きたいんですよね。

こういうことを言う人って、身体が悪い人が多いと思います。

なんでかって言ったら、すべて他責にしているからだと思います。

どんなすごい施術家であっても、病院の大先生であっても、出来ることはほんとにちょっとだけです。

施術家は身体が回復するための近道を示してあげることしかできません。

何が大事かって、自分の身体を治しているのは自分自身だって気が付くことです。

いろいろな身体の不調は日頃の生活の『癖』から発症していることがほとんどです。

私たちと会っている時間はほんのわずかです。

『癖』を直すためのヒントを教えることしかできません。

その他の時間は自分自身で直さなければなりません。

身体の良くなっていく人のほとんどは、自分自身を見直して、『癖』を直した人たちです。

こういう人たちは本当にすごい人たちだと思います。

私たち施術家がすごいんじゃないんです。

治るあなたがすごいんです。

そして、良くならない人、良くなってもすぐに元に戻る人のほとんどの人が私たちが示すヒントに対して、

「わかってる。わかってるけど・・・」

と言います。

今の痛みや不調にだけ焦点を当ててしまい、治ろうとすることを放棄してしまったんですね。

わかってるなら、やりましょうよ。

「わかってるけど、痛いのが良くなったらやります。」

って、良くなるための方法を示してるのに、良くなったらやると言うのです。

良くなるわけないでしょ～

どうして痛いのか、なぜ不調なのか、どうやったら痛みが出るのか。

自分の身体に気を向けなければなりません。

人の身体は面白いです。

気が向いてくると今まで少しでも動かすと痛かったのが、案外ある一部の動きだけ痛くて、そのほかは痛くなかったことに気が付いたりします。

動かしたら痛いかもしれないっていう恐怖が身体を固くして、痛みを引き起こしていたんですね。

ゆっくり小さく動かして、痛いところを探すのではなく、痛くないところを探してみてください。

どんどん身体が変わっていきますよ。